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干 | 支 | 蔵干 | 運命星(天) | 運命星(地) | 十二運 |
年柱 | 己 | 卯 | 甲 | 食神 | 印綬 | 病 |
月柱 | 丙 | 寅 | 丙 | 劫財 | 劫財 | 死 |
日柱 | 丁 | 酉 | 庚 | --- | 正財 | 長生 |
性格、運勢、相性など全ての判断は、この運命式からはじまります。
月柱の運命星(地)は元命(げんめい)と呼ばれ、その人の象徴的な存在を表わします。 ※上の例では、劫財がそれ
また、日柱の運命星(地:右側)は特に配偶者の座(ざ)と呼ばれ、あなたが理想とする相手を示しています。
十二運星は支が干に作用して、運命式全体の強弱を与えることから人間の一生に例えて補助的に表わされているものです。
そこには輪廻(りんね:仏教用語)の思想が組み込まれています。ただ一般的に補助的な役割であり、例えば、死というといかにも印象が悪くとられますが、決してそういうものではないので、御安心下さい。個々の意味については後述されます。
長生(ちょうせい) | 生まれる |
沐浴(もくよく) | 産湯につかる |
冠帯(かんたい) | 一人前になる・元服 |
建禄(けんろく) | 自立する・社会人 |
帝旺(ていおう) | 絶頂期 |
衰(すい) | 衰退の兆し |
病(びょう) | 病気がち |
死(し) | 死亡する |
墓(ぼ) | 墓に入る |
絶(ぜつ) | 絶える |
胎(たい) | 胎児となる・宿る |
養(よう) | 母体で養われる |
例えば、傷官星は官を傷つけると書きます。正官星を激しく傷つけるわけです。これを剋(こく)するといいます。(下剋上の剋です。)運命星の名前が全てこのように相剋(そうこく)関係を表すものではありませんが、劫財星(ごうざいせい)も財を奪うことから正財星を激しく剋(こく)します。各運命星の相剋関係は相性を診断する上でも重要なポイントとなります。
元命 | 象徴 | |
食神星(しょくじん) | 食、遊び、財、子供を意味します。 | |
傷官星(しょうかん) | 孤独、反抗、職業や夫を剋する意味があります。 | |
偏財星(へんざい) | 愛人 | 流れる財、商売、社交、の意味があります。 |
正財星(せいざい) | 妻 | 財産、真面目の意味があります。 |
偏官星(へんかん) | 攻撃、戦闘、仁侠の意味があります。 | |
正官星(せいかん) | 夫 | 職業、誠実、発展の意味があります。 |
偏印星(へんいん) | 副業、改良、才能、自由の意味があります。 | |
印綬星(いんじゅ) | 母 | 名誉、知性、芸術の意味があります。 |
比肩星(ひけん) | 自分自身を意味することから自立、独立。 | |
劫財星(ごうざい) | 野望、財を奪う、妻を剋するの意味があります。 |
長生(ちょうせい) | かしこさ、穏やか、はっきり、継承、長生き、発達 |
沐浴(もくよく) | 色好み、沈滞、不安定、非継承、学問、技 |
冠帯(かんたい) | 自我の固まり、自己中、衝突、でも伸びる、晩年の成功 |
建禄(けんろく) | 躍動、自立、家庭的、実力派 |
帝旺(ていおう) | 強力、暴君、頂上、名声、スキャンダル、浪費、別れ、自爆 |
衰(すい) | 保守的、安全、石橋をたたて割る、疑う心、学者、聖者 |
病(びょう) | 神経質、きれい好きすぎる、弱虫、親を大事に、病魔、多才な趣味、優柔不断 |
死(し) | いらち、かざりたてる、意気消沈、学門、信用、夫婦縁希薄、被害者 |
墓(ぼ) | 強欲、蓄財、先見の知、一人、祈り、継承、別れ、縁かわり |
絶(ぜつ) | 小心者、激しい感情、乱れる心、続かない、変わり気、謝絶、色情狂 |
胎(たい) | ロマンチック、ムード派、文句言い、人に頼るな、子供の病気、お産、酒が入ると黙れない |
養(よう) | ひたすら耐える、苦労性、養子、協調性、マザコン、別居 |
柱 | 時期 | 暗示 |
年柱 | 幼少 | 先祖・親・故郷・上司 |
月柱 | ↓ | 親・兄弟・友人・所属(元命は自分の象徴) |
日柱 | ↓ | 日柱(天)干は自分を表す。蔵干(ぞうかん・右側の運命星)は配偶者の座 |
時柱 | 晩年 | 子供・友人・部下・後輩など |